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院長 笠井拓也 プロフィール

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1972年5月23日生まれ A型
埼玉県川口市出身 川口在住

 

資格

国家資格 柔道整復師
東洋カイロプラクティック技術課程修了
ネイティブウォーキング協会認定インストラクター

 

趣味
  • 読書…主に小説。好きな作家→東野圭吾、伊坂幸太郎、誉田哲也、貫井徳郎、大沢在昌、今野敏、五十嵐貴久、雫井修介、奥田英朗、その他多数
  • 映画鑑賞…洋画、邦画どちらも。特にワイルドスピードシリーズが好き
  • 音楽鑑賞…浜田省吾、長渕剛、斉藤和義、ミスチル等
  • ライブ鑑賞…浜田省吾のは50回以上参加しているかも
  • 旅行…最近は行けていませんが、国内、国外どちらも好き
  • 好きな漫画…ワンピース、はじめの一歩、スラムダンク

学生時代

子供の頃は、典型的な昭和の子供でした。

幼少の頃はウルトラマンや仮面ライダーに夢中になり、小学生になってからは、毎日外で友達と遊びまわり、家に帰ったらテレビにかじりつき、キン消し集めと少年ジャンプとプロレスが大好きな少年でした。

 

中学生ではバスケットボールと音楽に夢中でした。それとファミコンですね。バスケットは練習量のわりには下手くそで。学んだことは「バスケ部に入ったからといって背は伸びない」という現実でした。

 

 特に何かに秀でることもない平凡な少年でした。そんな平凡な少年は、やはり平凡な地元の普通科高校へ進学となりました。

高校生になり進学先を決める時期に、なぜか将来は何かお店を経営したいと思うようになりました。職人で自営だった父の血の影響かもしれません。

 

 そうして、経営マネジメントの専門学校へと進学となりました。2年間でしたが、簿記や販売士検定をはじめ思い出せないくらいの資格を取得しました。

今は全く活きていませんが…。

社会人

就職は、将来自分の店を持つための経験を積みたいというのと、取得した資格が有利に働くだろうと、大手流通業者に就職しました。当時はまだバブル期でたいした苦労もせずに入社できてしまいました。古き良き時代でした。

始めは食品売り場に配属となり、その後、転勤の度に担当部署や職位が変わり経歴を積んでいきましたが、この頃、過労と日々の不摂生のせいか徐々に体がおかしくなりだしました。人生初のぎっくり腰も経験します。そこで、整体やカイロ、接骨院に通いだします。その時はまだ、自分が将来その仕事をやることになるとは、夢にも思いませんでした。

 

30歳までには自分で経営を始めたいと考えてはいたものの、具体的には何がやりたいかとは決まっておらず、ずるずるサラリーマンを続けていました。

そんな悶々とした日々を過ごしていたのですが、あるとき整体の素晴らしさに気づきます。そのとき不調を感じていた腰や首が何度か通っていくうちに、症状が消えていったのです。

身体がどこも痛くない当たり前の状態がどれだけ幸せで、ありがたいことか改めて知りました。当時はまだ20代半ばではありましたが、普通に動けるようになった事に静かに感動していました。

 

そんな事があり、整体というのは素晴らしい職業だと考えるようになります。もし、自分が整体をできるようになれば、同じように身体の辛さで困っている人に感動してもらえるかもしれない、家族や大切な人に対して痛みから自分の手で救ってあげられるかもしれない…。

 

そして、モヤモヤが猛スピードで晴れていきます。「やりたい事がみつかった!!」

 

整体業界へ転職を決めます。そこからは決断は早かったです。10年務めた会社を退職し、整体の学校に通います。しかし、勉強していけばいくほど「やはり人の身体を診るにはきちんと国家資格がないとダメだな…」と思うようになり、国家資格を取得するために柔道整復師の専門学校へ入学し、無事国家資格を取得します。資格は取ってからがスタートですが、とても嬉しかったですね。

絶望を感じたぎっくり腰

東北の震災があった年、自宅で2度目のぎっくり腰を経験します。全く動けず、激痛で油汗を垂らしながら救急車を呼びました。

即入院で5日間はベッドの上で寝たきりでした。食事も寝たままの状態です。もちろんトイレも行けません。日々の腰の激痛と足のしびれで将来への絶望でいっぱいでした。もしかしたら手術かもしれないな、そうなったら3ヶ月は仕事に復帰できないな、復帰できても再発するのが不安だな、もう今の仕事は続けられないかもしれない…。

なんとか、1週間で退院となり3週間後には仕事に復帰できましたが、腰痛持ちの方の悩みと、腰の重要性、そして、腰痛が回復していく過程をわが身で体験したことは大きな財産となっています。それから、我が腰は痛みもなく頑張ってくれています。もちろん自身で研究し再発しない努力はしています。

 

そして、この経験のおかげで腰の痛みで悩んでいる方には、実践に基づいたアドバイスもできるようになりました。痛みをとる立場で自分が腰痛もちはカッコつきませんから、克服できてよかったです。

念願の独立開業へ

整形外科や接骨院勤務を10年ほど続けました。下積みはやはりそれくらいはしたかったので、少し長めかもしれませんが、自分の中では納得して独立へと進みました。

場所選びはかなり悩みました。1年ほどかけ100件近くはテナントを見て回ったと思います。

結果、川口市からは1時間かかる上尾に決断しました。見知らぬ地域で不安は大きかったですが、地域の人柄、環境と悩んで決めた甲斐があったなと満足しています。

仕事への思い

長年、私は自分の仕事はお客さまの痛みをとる事だと思っていました。

 

あるとき、ひとりのお客さまAさんが院に訪れます。Aさんは腰の痛みと足のしびれにお悩みでした。「肉体労働なのに、踏ん張りがきかない。仕事が進まず作業が遅れ気味。趣味の空手を子供たちに教える時も痛くてキツイよ」

 

そこで、Aさんから腰の痛みと足のしびれの症状をとことんお聞きし、施術法をご提案しました。少し時間をかけお体の検査もしました。Aさんの痛みの真の原因を把握しないまま施術を進めても意味がないからです。

 

8回ほどの施術が終わる頃、Aさんは「空手を教えている時、踏ん張りがきくしバランスがとりやすくなったよ。空手の楽しさを思い出した。子供たちにもそれが伝わったのか、道場の雰囲気が明るくなった気がする」

Aさんは、とても嬉しそうな表情でお話ししてくれました。

このことがあったとき思いました。私の仕事は、単にお客さまの痛みを取る事でなく、お客さま本人と周りの人の笑顔も増やしていける仕事なんだと気づきました。

これからも、お客さまの痛みを取り元気になってもらうのはもちろん、周りの人の心配する気持ちも取り除ける施術を提供していきたいと思います。

 

「出来なかった事ができるように、出来ていた事がまた出来るように」をお客さまと共有し、結果喜んで頂ければなと思います

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