外反母趾で悩まれる方は大勢いらっしゃいます。痛みがある人ない人いますが、じつに日本人は70～80％の方が足に何かしらのトラブルがあると言われています。

これはもはや国民病ともいえるのではないでしょうか？

そして、重要な認識として持って頂きたいのは、外反母趾は生活習慣病であるという事です。

中には生まれつき（遺伝）素因がある方もいらっしゃいますが、その後の生活習慣でより進行させている方が多いです。

生活習慣病の原因は生活習慣の中にありますよね。

外反母趾なら、歩き方や姿勢（バランスの悪さ）がそれに当たります。

手術しかないのかな？とお考えの方もきっといると思います。

そんな方もご一考下さい。きっと、あなたの外反母趾はまだ打つ手はあるはずです

外反母趾が起こる一番の原因とよく言われているのが「靴」です。もしかしたら、みなさんもサイズの合わない靴を履き続けていたからとか、ハイヒールやパンプスをよく履いていたからとか思っているかもしれませんね。

しかし、男性や子供にも外反母趾の方はたくさんいますし、裸足で生活している民族の中にも外反母趾の人はいます。

つまり、外反母趾の原因は「靴」のせいとは言えないのです。（たしかに、サイズが合わない靴やハイヒールはよくないですが。）

では、本当の原因はなんで？ってことですね。

意外にも、くの字に曲がった親指には無いんです。

かかとにあります。ちょっとピンとこないかとは思いますが、かかとにあるのです。

かかとが内側に倒れてしまっている「過剰回内」（オーバープロネーション）と言われている状状態になってしまっているのが原因なんです。

過剰回内（オーバープロネーション）とは？

足の医療の先進国アメリカなどでは、足病医と言われる足専門のお医者さんがいます。そういう足に対しての意識の高い文化の中で、外反母趾は過剰回内（オーバープロネーション）が原因だと広く認識されています。

上の写真のように、後ろから見るとかかとが外に傾いている状態です。これが過剰回内（オーバープロネーション）という状態です。

後ろからなので、自分ではわかりずらいですね。

この状態だと、足を一歩踏み出したときに、膝がつま先より内側に入るので、鏡で正面から足を一歩踏み出した状態を見てみてもいいかもしれません。

こういう足の方が特殊なわけではありません。外反母趾の方では非常にたくさんの方がこの過剰回内という状態になっているのです。

この過剰回内（オーバープロネーション）は、足の使い方（立ち方、歩き方）が悪いせいで、こうなってしまうです。

ここを改善していかないと、残念ながら外反母趾は中々良くなることはありません。

まずは、外反母趾は引っ張ったり、押したり、揉んだりしたら治るわけではありません。

当然、当院では上記でお話しした過剰回内（オーバープローション）というかかとの傾きを改善させていきます。それが原因ですからね。

そのために、きちんと立てる体を作るための整体を行います。施術前にいかにご自身が不安定に立っているかを理解して頂き、施術後はしっかり立てている実感を得て頂きます。みなさん、変化に驚かれます。

外反母趾の方は、まず非常にバランスが悪いです。土台の足が変形しているのだから、仕方ないですが。

その上で、正しい歩き方をお伝えします。

当院で行う歩行指導は、ネイティウォーキング協会の代表の中島武士氏が、アメリカの足病学と出会い、その理論を基に研究に研究を重ねて確立させた「ゆるかかと歩き」の歩行指導メソッドとなります。

理論に裏付けされたこの歩き方は、多くの改善実績を上げ、多くの方々に支持を頂いています。

外反母趾をはじめ足の疾患でお悩みの方が、今までの歩き方と大きく変わる歩き方になります。

始めは、みなさん違和感があるかもしれませんが、それは当然です。

何十年のお体の習慣を変えていくわけなので。でも大丈夫ですよ。

きちんとサポート致しますので。

外反母趾を治したい、いつまでも自分の足で歩きたい、また家族や友人と旅行へ行きたいと思われるなら、ぜひ一度ご来院下さい。